屋外に設置されている室外機のフィンはほこりや汚れで目詰まりすることがあります。(右の写真を参照)
フィンが目詰まりした状態での運転は室外機に余分な負担をかけ,いわば無理をしながら(過負荷の状態で)稼動している状態になってしまいます。
そのような状態では本来の能力を発揮できないため,必要な冷却力を得るために余分の電力を消費する結果になり室外機をいためます。
室外機のフィンを洗浄することでほこりと汚れが落ち,フィンの間を空気が充分に通るようになります。結果として熱交換がスムーズにでき,室外機本来の能力を発揮できるようになります。
また,必要な冷却能力がより少ない電力で得られるようになるため,高圧カットの抑制,消費電力の削減に繋がります。